コース内のエディタには、その項で学習した内容のコードが書かれています。説明を読んでインプット学習をしたら、すぐにエディタでアウトプットして知識を定着させることができます。
現役エンジニアのコードを研究しましょう
エディタ内のコードは、シリコンバレーで現役エンジニアとして働いているJeffry(ジェフリー)が書いています。
ソフトウェア開発では、変数や関数の命名、DRY、関数の分解等、守るべき慣習があります。現場で実際に使われているコードを見ることができる貴重な機会ですから、Jeffryが書いたコードを研究してみましょう。
コードを読むだけでなく、エディタ上で模写してみるのもおすすめです。
「上達への近道は模倣すること」とよく言われるように、プログラミングにおいて上級者のコードを模倣することは非常に重要です。上級者のコードを真似することで、開発に必要なDRY、可読性、一貫性を意識したコードの書き方を効率的に身につけることができます。
エディタでアウトプット練習をしましょう
エディタのコードを模写してみたら、次にそれを書き換えてどのような動きをするのか体験してみましょう。
Recursionのエディタは、自由に書いたり消したりすることができます。リセットして初期状態に戻すことも可能ですし、書いたコードを取って置きたいときは保存しておくこともできます。
例えば引数を変更してみたり、関数の途中で値をprint()して表示してみたり、学んだ複数のことを組み合わせてみたり、自分で考えながら試してみましょう。
エディタ上に課題があるときは挑戦してみてください。コーディング問題と違ってテストケースを自分で考えたり、関数呼び出しを記述したりしないといけませんが、手に入れた知識をアウトプットすることでより理解が深まります。
ラーニングピラミッドとは、どのような学習をすれば知識が定着しやすいかをわかりやすく図に表したものです。この図を見ても分かるように、講義、読書、動画などのインプットメインの学習だけでは、学んだ知識を定着させることはできません。大事なのはインプット後のアウトプット学習で、「グループ討論」「自分で体験」「人に教える」などの機会を意識的に作ることが大事です。
Recursionでは、チーム開発、プロジェクト、コーディング問題、Discordコミュニティでアウトプットすることができます。
分からなくなったら戻って復習しましょう
コンテンツの内容は、step-by-stepで構成されています。理解できていない箇所があると、先の内容で躓いてしまう可能性があります。難しいと感じたり、内容を理解できなかったりしたときは、いったん戻って復習してみましょう。
コース内のエディタでコードを書いて動かしてみたり、対応するコーディング問題にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。